From: 的場つよし
つよしです。
今日はとても大切な仕事が目白押し、ちょっと焦り気味。
こんなことでは、まだまだですね:汗
さて、本題。
上司の方も多くの方が悩んでいらっしゃいます。
例えば、
「人間関係を悪くしたくないんです」
「パワハラだと思われないだろうか?」
「感情的な人間だと思われたくない」
「怒って辞められたら困る」
などと思って、この大きなパワーを持つ感情を必死で抑えようとされている方が多くいらっしゃいます。
そんな自分を押し殺さなくてもいいんです。
そんなことをしたら、
「自分との関係性が悪くなりますよ」
「自分にパワハラをすることになりますよ」
「怒りの感情も大切なあなたの一部なんですよ」
「自分のお仕事を辞めたくなりますよ」
結論から言います。
怒ってもいいのです!
そりゃ、悟りを開いた方のようにいつも穏やかにいられたら素晴らしいですが、そのために人生がつまらないものとなるのなら、悲しいですよね。
もう一度言います。
怒ってもいいのです。
ただ、それを伝える方法を工夫すれば。
そこなんです。
出し方の問題なのです。
「怒り」の感情はそもそも、あなた本来の感情とは、違うものであったはず。
本来の感情とは?
怒りの感情は、あなたなりの当たり前、常識が否定された時に生まれるのですよね。
「こうあるべき」
「こうあるはず」
「こうあって欲しい」
が無視されたことによって感じる感情が怒りというスタイルで噴出するのですよね。
でもよく考えると、本来「あなたなりの常識」を否定された時に、いきなり怒りを感じるのでしょうか?
一つ手前に、感情がありませんか?
「こうあるべき」という期待が裏切られて、
「悲しい」「さみしい」「悔しい」「惨めだ」「不安だ」「戸惑い」
などの感情があるのではないでしょうか?
これらの感情が、育って「怒り」に成長するのですよね。
本来、わかって欲しかった感情は、
「悲しい」「さみしい」「悔しい」「惨めだ」「不安だ」「戸惑い」「苦しい」「痛い」
などの感情を理解してもらいたかったんですよね。
ここ、すごく大切なんです。
これらの感情は「怒りの感情」に育つ前の「種感情」なのです。
「一次感情」とも呼びます。
ですから、「怒りの感情」は、一次感情が育って生まれますから、「二次感情」と言われます。
怒りに育つ前の一次感情を伝えるようにするんです。
先に二次感情である「怒り」を伝えると
「なんてことするんだ!人の気持ちを感じるセンサーが、壊れてんのか!!人としてダメだろう」
二次感情の怒りをそのまま伝えた感じです。
それを一次感情を素直に伝えるとこんな感じになります。
「ここは、僕(私)が大切にしていることなんだ、こういうことして欲しくないんだ。とても悲しくなるから」
いかがですか?
受け取る側にも、ずいぶん感情の違いが生まれませんか?
本当にいろいろなポイントはあるのですが、誤解なく自分の本当の感情を相手に伝える工夫と努力ができれば、お互い大きく傷つくことはありません。
さぁ、あなたの「怒りの種感情」は何ですか?