【心理×仕事】『後輩・部下にこそ尊敬の念を』

【心理×仕事】『後輩・部下にこそ尊敬の念を』

「年下の人に尊敬の念?」と思われるかもしれませんね。

昔なら、部下は、上司の兵隊かのごとくの扱いで回った組織もあったかもしれません。

しかし、現代のような会社であっても「個人」をつよく主張する時代にあって、先輩だからという理由だけで、だまってついてくる後輩、部下はほとんどいなくなりました。

組織をつよくするためにも、後輩・部下を引っ張っていける力が必要です。

では、どんな人が、部下から、支持されるのでしょうか?

「気持ちが若くて、話のわかる人」が人気のようです。

その評価を後輩から受けるリーダーだからこそ、上層部も評価するのです。

心の底から後輩のことを思い、腹を割って話を伝えられる力がある人が、人心を掌握できます。

特に、上司・先輩なら相談を受ける機会も多いと思います。

そんな時の対応も大切ですね。

「◯◯課長に、やる気がないならやめちまえ!とどなられました。やめようとおもうんです。」

さて先輩・上司であるあなたならどう答えますか?

やりがちなのは、上から目線のアドバイス。

「そんなことぐらいで、やめるなよ。後悔するぞ!」

みたいな感じの。

後輩が求めているのは、多くの場合「気持ちの交通整理」なんです。

どうすべきなのかなど混乱しているので、まずは事実確認をしっかりしながら、状況整理を客観的に手伝います。

その上で、本人が本当はどうしたいのか?を整理する手伝いをします。

アドバイスを押しつけることなく「基本、君が幸せだと感じるなら、ぼくもそれが一番なんだけど・・・本当にそれでいいのかな?」

くらいのスタンスがいいような気がします。

基本、後輩・部下が考えた意見を可能な範囲で「尊重」し、例えそれが、間違う可能性が高い答だとしても、それさえ本人の成長に必要なのかもと受け止めることが、今の部下・後輩の相談を受けるのに良いのかもしれませんね。

さぁ、あなたは、後輩の意見をどれくらい尊重して聞いていますか?

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