【仕事×心理】『ゴール設定は、引き算と因数分解②』

【仕事×心理】『ゴール設定は、引き算と因数分解②』

From: 的場つよし

つよしです。

算数レベルでも、基本がしっかりしていないと、ややこしくなります。

それも自覚して何度も見直す癖をつける必要がありますね。

さて、本題。

昨日はゴール設定の「引き算」をしてゴールそのものを出す方法をお伝えしました。

それによって出てきたゴールを「大論点」として取り組むようにするということでしたね。

しかしその向かうべきゴールのために何をすればいいのかを導き出す必要があります。

そうしないとどうしてもそのゴールは、ざっくりとしたものになりがちです。

だからこそ、より具体的で小さな要因や原因に分解する作業が必要になるのです。

この作業をコンサル用語で「論点整理」といい、そのための図式を「ロジックツリー」と言います。

漠然として、取り扱いにくい「大論点」を具体的で議論しやすい中論点→小論点へと小分けするプロセスが必要となります。

これを因数分解と言っているのです。

どんな要素(因数)から出来ているかを注意深く見ていくことで、難しく見える問題も、幾つかの易しい問題に小分けできるのです。

難しい問題も、それは、複数の問題が絡み合って複雑に見えているだけなんです。

だからこそ、一つ一つが取り扱いできる問題の大きさになるまで分解してしまえば、誰にでも扱えるようになるのです。

難しい代表のように思われている「ロジカルシンキング」ですが、簡単に言ってしまうと難しいことをシンプルにして、誰にでもわかりやすくするための思考法なんです。

というわけで因数分解した論点(問題)を

①どこが問題なのか?

②それはなぜか?


③では、どのように?

このプロセスを繰り返し「仮説と検証」をしていきます。

「現時点でのもっとも確からしい答え」(仮説)を出していきます。

ビジネスにベストの答えなどありません。

とにかく「もっとも確からしい答え」を本当かどうか確かめる作業を「検証」と言います。

コンサルタントの大きな仕事の一つは、「何が本当の問題かを見つけ出す」ことが挙げられます。

それさえ特定できれば、ある意味問題のほとんどが解決したも同然です。

さぁ、あなたの問題を因数分解したらどうなりますか?

-的場つよし
現場での問題解決にこだわり続けてきた ビジネス心理学のスペシャリスト的場つよしが贈る 即実践できる実証済みのノウハウを期間限定でプレゼント中

関連記事