From: 的場つよし
つよしです。
昨日は、久しぶりに自分を振り返る機会をもらいました。
それぞれの普通が違うってことも。
とにかく楽しい時間でした。
ありがとうございました。
さて、本題。
日本人は、何か質問されると、日本人特性を考慮した話し方をする方が多いです。
日本人特性とは、話を汲んでもらえる、察してもらえることを前提に話すことです。
「こんなこと当たり前にわかっているだろう」を前提に話してしまうことです。
これが、日本人の良いところでもありますし、海外で上手くコミュニケーションが取れない理由の一つなのだとも思っています。
というのも前職で数年の間、海外のクライアントと共同プロジェクトで年に一度ひと月ほど、海外にいなければならないことがありました。
そんな時に一番の苦痛が、ビジネスディナーでした。
最初の飲み物だけで、40分くらいは話をやり取りするのです。
そこには、当たり前に汲む(察する)文化はありません。
当然、日本・日本人について、興味を持った質問がされるのです。
英語力の低さも関係しているのですが、日本語レベルでさえ語るべきことが、たいしてないのが正直なところでした。
しかし低い英語能力でもなんとかやれたのは、彼らが話す前によく、話の予告を挟んでくれたことが大きいと思っています。
「自分がなぜこの仕事を選んだのか?」という問いに対して
「仕事を選んだ話をする前に、まず「わたしの性格について説明させてください・・・。」というように話す前に「予告」を入れてくれたことが、とても理解しやすかったということがあげられます。
この部分は、日本人もわかりやすいコミュニケーションという観点から見習う方がいいのかもしれませんね。
さぁ、あなたは、自分の話の予告を入れて話し出したことはありますか?