From: 的場つよし
つよしです。
昨日は、山を分断して猪除けのフェンスを設置しました。
立っているだけでも難しいような急斜面で、杭を打ち込む作業は、危険と背中合わせの重労働で、数年ぶりに辛い作業となりました。
さらにヤブ蚊の大群に狙われながらの作業は強烈でした。
だいぶ血を吸われて体重も減ったはず(笑)
さて、本題。
コンサルさせていただいていて、たまにこんな相談をされることもあります。
「元々やりたい仕事ではなかったので、転職しようかと考えてるんですが・・・」
会社を活性化しようとコンサルしにきている人間に言うのだからよほどなのでしょう。
ただこの手の方にお伝えするのはまずこの言葉。
「元々やりたい仕事ではなかったと思い込むことで、仕事に身が入らないことを言い訳にしていることはないですか?」
「何か本当の理由があるのではないですか?」と。
ただ「転職」を本気で考えることは、実際にしなくても悪いことばかりではありません。
何でもそうなのですが、本気でそう決めたら、何となく考えていた時とは、意識が随分変わります。
「この会社を本当に辞めるんだ。」と思いながら仕事をしていると、それまで感じなかった思いも感じられるようになります。
▶次の仕事に行くまでにお給料をもらいながら、次の仕事で活かすためのスキルを勉強させてもらえている。
そんなふうに思えるようになり、以前より仕事に前向きに取り組めるようになるから不思議です。
この気持ちで仕事に向き合っていれば、会社での評価も変わりだします。
そして会社から、残ってくれないかと求められることもあったりします。
そうなると突然「やりたい仕事」が今の会社に生まれたりもするのです。
求められているという感覚は、とても大切な感覚なのです。
さぁ、本気で今の会社を辞める意識で1年だけ仕事に取り組んでみませんか?
辞めるのは、いつだってできます。
やりたい仕事は、ひょっとするとあなたが求められている状況にあるかもしれませんよ。