From: 的場つよし
つよしです。
「わかるでしょ!」
強い語気で喧嘩。
よくある風景。
「わかりません!」
を合言葉に進めた方がお互いが幸せです。
さて、本題。
せっかく手間暇かけて作った料理。
「できたよ~」って声かけても、「借りてきたDVD」に夢中。
「(せっかくの料理が冷める)・・・」
「(今でないとダメなの?)・・・」
やっと見るのを止めたときにはすっかり冷めたご飯。
一口食べて、すぐにレンジに入れに行く。
黙り込む彼女に、理由がわからず、
「どうしたの?」
「なんかあった?・・どうした?」
と、彼。
「(はぁ~、わかりませんか?この鈍感男)・・・」
何回か聞いて、反応のない彼女にとうとう切れる彼。
「言って(説明して)くれなきゃ、わかんないだろー」
「普通わかるでしょ!これくらい!・・・」
喧嘩勃発!
こんな経験された方いませんか?
これはまさに、昨日お伝えした「察しない男」「説明しない(下手な)女」のケースです。
うまく関係性をつくりたいという前提でお話しします。
ここも「分かり合えない」が前提の努力が大切です。
「奴は男だから、しかたないや。」
と半ば諦めて、自分の感情をくどいくらい、いちいち説明してやってください。
バカでない限り、理解すれば、同じケースは意外に素直に改善します。
ただし、こと恋愛の「私のことどんな風に好きなの?」というフレーズは男にとって、苦手分野。
なぜなら、女性のように感情を滑らかに表現するのは、右脳左脳の連携不足で苦手領域なのと、日本古来の文化背景から、「愛を語る男は、女々しい」という無意識領域の支配で、苦手なのです。
説明下手の女性を責めるのにこんな時だけ
「そんなこと言わなくてもわかるだろ!」
と言ってのけます(笑)
女性は、面倒でも気持ちをしっかり説明し、男性は、感情に寄り添う努力をし続けることが、性差を超えて理解に近づく努力の一つのポイントです。
さぁ、あなたは「分かり合えない」前提の努力をしていますか?
-的場つよし