コンサルティングをさせていただいている関係で、社長様とお話しさせていただく機会が、割と多くあります。
もちろんタイプもさまざまですが、共通点も結構あります。
それは、「早とちり」、「早合点」。
いいように言えば、「一を聞いて十を知る」ですが、多くは「話半分」といってもいいかもしれません。
中には、先入観で決めつけて怒り出したり、自分のフィールドに持って行こうとされます。
なぜ、こういった傾向が強いのか、それは社長は次のような、能力をお持ちの方が多いからだと思っています。
その能力とは、
◆頭の回転が恐ろしく早い
◆イメージ力が豊か
◆課題・問題意識が高い
からと、判断する権限をお持ちなので、即答できるから、と言えるかもしれません。
けっして「聴く能力」がないわけではありません。
単に「聴く意識」が低くなりがちなのです。
加えて、部下も、相手が社長なので、「しっかり、最後まできいてください」とも言い辛いことも相まって、その傾向に拍車がかかります。
そんな方々に対しても、しっかりお伝えする方法をもたないと、後で大変なことになりかねません。
その時(話がかみ合わない時)のポイントは、次のことを意識しておくといいかもしれません。
・ボキャブラリーが少ない(意味がわからない)
・前提のすり合わせ
・「経験」の共有
・話の動機の共有
一つ一つの事例をあげればいいのですが、時間がありませんのでまたいずれ。
さぁ、あなたの話は、誤解なく伝わっていますか?