From: 的場つよし
つよしです。
今日は中3の娘の家庭訪問だと、昨日知りました。
ほったらかしの庭の草や玄関周りが荒れ放題で、昨日、娘が、「何でこんな草ボーボーなん!?」と嘆いていました。
いつもそのあたりの草は、私が刈っているのですが、あたかも、突然草が伸びたのような口ぶりでした。
(1日で、草はボーボーにならん!)と、嘆く娘に、小さく心の中で口応えしてやりました(小さっ!(⌒-⌒; )
さて、本題。
男は、小さい頃から、多くが野球やサッカーなどチームプレーに接してきています。
その中では、「監督」と言われる絶対権力を持つ人間の指示により自分の意思とは無関係に、
「バントをしろ!」
と言われれば、黙ってバントをします。
(例え、「ここでホームランを打ってヒーローになってやる!」と思っていても)
そして、とにかくチームが勝てば、結果良しで喜んで嬉しがるのがお約束のルールで楽しむスポーツに馴染んできました。
キーワードは、「仲間」「絆」「勝利」などの熱血少年マンガの世界観。
「ワンピース」などの少年マンガの爆発的なヒットに見て取れる世界観といえば、イメージしやすいと思います。
ですから、ある程度社会に出て、会社という全体主義的な価値観を持つ組織に入ってもなんとなくすんなり馴染める人が比較的多いのだと思います。
一方、女性の子供の頃の代表的な遊びといえば、「おままごと」。
そこには、「ゴール」や「目的」などはっきりしたものは、存在しません。
お楽しみの根本は、みんなで仲良くバーチャルな世界観を作り上げ、「仲良くやること(協調性)」や「奥さま、そうですわよね~」のセリフに代表される「共感」の根っこが育てられていくのです。
その遊びの中には、「誰かの命令で」とか、「みんなの勝利のために」というテーマは出てきません。
となれば、「会社のために動く」というビジネスの世界観を、遊びの中で、慣れ親しむ機会はあまりありませんし、会社のチーム観もしっくりきません。
企業が、男女問わず、運動部出身の学生を欲しがる理由はこんなところにもあるのかもしれませんね。
男女の世界観の根本的な違いは、このような背景にも原因があるのかもしれませんね。
もちろん、ゲームなどにより、子供達が子供同士で遊ばない環境も多くなってきて久しいので、この傾向は変化していくと思いますが。
性差による違いの理由をしっかり理解しようとすることは、お互いの性を理解しようとする姿勢につながります。
その姿勢が、より良い環境のベースになればいいなと、密かに思っています。
さぁ、子供の頃の遊びはどんな遊びで楽しんでいましたか?