From: 的場つよし
つよしです。
今日は、義父の葬儀。
仕事人間でしたが、多くの部下から慕われた、豪胆な人でした。
「憧れの人」の中のお一人でした。
「お義父さん、少しでも近づけるように追いかけますね」
ゆっくりなさってくださいね。
さて、本題。
私がコンサルテーションをお受けするときには、会社の隅々まで歩かせていただくことにしています。
その方が、会社の実情がわかるからです。
景気のいい会社には特徴があります。
それは、たいてい職場が活気に満ち溢れているという特徴です。
どちらかというと、かなり「騒がし目だ」と言えます。
仕事に集中しすぎて静かならいいのですが、多くの場合以下のようなケースが多いのが実情です。
・与えられた仕事を機械的にこなしているだけ。
・創意工夫をしようとする意欲がない。
・社員の不満や怒りが鬱積して抑えるようにしているので、会話がない。
そんな状態を「上司」の方に聞いてみると、そのことになんの問題意識も持っていないのがほとんどです。
「こんなことありませんか?」と水を向けてみても
「うちの部下はみんな真面目に働いている。誰でも多少の不満は抱えている。そんなことをいちいち抱えていては、仕事にならないですよ」と。
医者から病気だと指摘されても「自覚症状」がないから問題意識を持てない患者に似ています。
上司と部下のコミュニケーションに関して、何も言ってこないを「問題なし」としているのです。
▶つまり、上司が「鈍感すぎる」のです。
ある意味致命的です。
このような上司には、抜本的な治療が必要な場合が多いです。
部下は、上司のどのような態度にやる気を失うのかを一からお伝えしなければならなくなります。
「上司につけるクスリ」塗布が必要になります。
なぜ、鈍感上司がいけないのか?
それは、ほぼ、セットになっている癖があるからです。
その癖とは、「アイデアキラー」であることが多いのです。
部下が仕事に関して、業務に関してアイデアを持ってくると、反射的に身構え、警戒心をあらわにしてしまいます。
それが部下に伝わり、部下の仕事に対する意識を下げてしまうのは、かなりまずい。
採用するかどうか別問題。
▶提案する可能性がなくなれば、何か生まれる可能性はゼロ!になります。
ここに問題意識を持たない上司には「クスリ」が必要です。
上司は、「それは面白そうだね」とまずは、受け入れて提案してきた部下の姿勢を受け入れることが大切です。
その一言が、言える上司かどうかは、とても大切です。
さぁ、あなたは部下の提案にまずは、「それは、面白そうだね」とすぐに切り返すことはできますか?