From: 的場つよし
つよしです。
多くの会社員の方とお話ししていて、「無駄なものといえばトーク」をすると、必ず上位にランクインするのが、『会議」です。
なぜそうなのか?
会議は本来、会社、ひいては、自分の未来までも左右する大切な決定機関なのに、どうして「無駄」という意識が生まれてしまうのでしょうか?
それは、会議のスタイルに「無駄」があるのではないでしょうか?
その代表が、その会議で
「何も決まらなかった」
「また次回までに考えておいてください」
やってはいけないのは、自分たちの時間が無駄に使われてしまったという意識を参加者にもたせることです。
そのために意識しておけばいいことがあります。
それは、決定事項をすぐやること。
例えば、会議の中で、会議の進行について提案があったとします。
あなたなら、どの対応がいいと思いますか?
(1)「いいですね、じゃ、次回から」
(2)「では、今から適用しますね」
(3)「それぞれの部署に持ち帰って審議してください」
(1)の「次回から」を選択すれば、運営者は、採用したから何も問題ないと思いがちです。
しかし、実は、大きな不満と落胆を感じる方がいます。
そしてそれは、女性陣にその傾向が強く出ます。
特に女性スタッフが提案した意見が、そのように扱われたら、その女性スタッフは次のように思う気持ちが強くなるかもしれませんね。
「勇気を出して言ったことが、先送りになるなら、また、切羽詰ってから言えばいいや」
となって、タイムリーでホットな意見は出なくなります。
「今」を含まない会議の決定は、参加者の意欲をそいでしまいます。
特に女性は、その傾向が強いと意識しましょう。
会議を効率的にする方法は、いろいろありますが、まずのところは、その「会議自体で実りを実感する」ことだと思います。
さぁ、あなたの会社は、「会議ごとに実りを得られる仕組みになっていますか?