From: 的場つよし
つよしです。
昨日、ほぼ一日かけて整理したファイルが、誤操作で消してしまいました。
つよしです。
自分のミスなのでどこにも怒りをもっていくことができず、やるせない気持ちで眠りました。
つよしです。
今朝、4時から再開しています。
慎重に作業しています。
でもおかげで処理速度は確実に上がってます(⌒-⌒; )
さて、本題。
昨日の続きです。
大切な前提ですのでおさらいから。
人を変えることはできません。
しかし、人は「変わる」ことはできます。
ですから、そのサポートができるのであれば、結果的に「人は変えることができる」につながることになります。
人を動かすとは、人の考えを変え、自ら動いてもらうこと。
そのために、本人が、なんらかの準備ができた時に、良いタイミング環境で刺激があれば、人は、自然と行動します。
人を変えることは、できませんが、その周りの環境を変える働きかけは可能です。
そのための大切な要素が「安全」を感じてもらうということ。
違う自分を出しても大丈夫だという、安全な環境を感じてもらう。
それが大切。
そしてもう一つ重要な要素は、「戦わない」。
これとても大切です。
確かに、戦う姿勢を誇示してチームメンバーに行動を促すには有効です。
ただ、この場合、着地点がコントロールしづらいです。
できる限り創造的で穏やかに動いてもらいたいのであれば、「戦う構造(対立構造)」は極力避けたほうがいいでしょう。
ここからが昨日の続きです。
◆『サボってばかりの部下をなんとか真面目に働かせたい』
こんな時、感情のまま話していまうと、
「サボる部下」対「働かせたい上司」のように対立構造になります。
まずは、この構造を解消する方向性を模索してみてください。
「君は、サボってばかりのダメで悪い人(部下)」、であり、その悪い人を、「上司という役割の正しい私がそれを正す!」という対立構造では、部下の行動変容は、簡単には望めません。
ここを、対立しているのではなく、「お互い君の動きたくない理由に目を向け、ともにそれを解消しよう」と協力していくと言う立場をとれば、対立構造は解消され、協調関係になりますよね。
例えば、部下が上司からこのように言われたら、どう感じると思いますか?
「君には、仕事に向き合い成果を出す力が十分あると信じている。
でも、君には、きっとそうさせない(そうしたくない)何かの理由があるんだね。
何をどのようにしたら、君の力が発揮できるようになるのかを教えて欲しい。
もしくは、発揮しにくくしているものがあるのなら、それを見つけて解消する協力を一緒にしてていきたいんだけど、どうかな」
このように提案すれば、対立構造はなくなり、共闘関係になるのではないでしょうか。
◆対立構造を作らないというのは、自分が相手の協力者になる、もしくは、相手に自分の協力者になってもらうということなんです。
では、あなたに練習問題です。
クレーマーさんが、御社の商品にクレームを言ってきました。
さて、どのように対応すれば、明らかな「対立構造」が解消できるでしょうか?
気楽に楽しみながら考えてみてくださいね。
さぁ、人に協力者になってもらうことを意識していますか?
さぁ、あなたは、相手の環境にどのような働きかけが出来そうですか?