From: 的場つよし
つよしです。
昨日は庭の草刈りと読書で1日がほぼ終わりました。
温泉で体を緩めたので今日も朝から快調です。
さて、本題。
「最近の若者」この言葉を使いだしたら、思考の硬直を疑いましょう。
自分でも気をつけようと常々思っています。
しかし、使いたくなるのもわからないではありません。
企業様でよく、「ゆとリ世代」の研修をさせていただいています。
確かに世代世代で全体的な傾向は見て取れます。
しかし、それは、教育によって生み出された傾向なんです。
まずは、理解してから対応しましょう。
だって、国が違う人たちには、異文化理解をベースにおつき合いしようとするでしょ。
同じなんです。
理解しようとするのが始まりでしょ。
私(的場)も社会に出た時は、「新人類」と言って揶揄されたもんです。
特に私は従順な人間ではなかったので。
特に高校という箱の中にいた(教員)経験があるので、世代の全体的な特徴は感じ取れます。
しかし、全員がその世代なわけです。
その中にあっても、大人より大人で、熱く燃えたぎった情熱を持っている、そんな生徒も多くいました。
これは、事実ですから。
十把一絡げに言うことは、間違いだと声を大にして言います。
錦織圭(テニスプレーヤー)や田中将大(メジャーリーガー)、市原隼人だって井上真央だってゆとり世代です。
お分かりのように、当たり前ですが、彼らにも熱いハートもやる気もあるのです。
確かに、社会的背景と教育システムによる大筋の傾向は見てとれます。
私が感じる部分では、「組織のため、会社のため」と大きく訴えてもほとんど彼らには響きません。
ただ、その組織・会社が自分を大きく育ててくれると自覚していると違いますが。
そんな傾向を持つ彼らでも、いかにこれが「あなたのため」になるのかを理解させ、「なぜこれをやる必要があるのか」を説くことができれば彼らもしっかり動きます。
これはどんな年齢層にも言えることなんです。
ただ、そうしたほうが動きやすい傾向があるというだけなんです。
なんでもツボとコツ。
誰がやっても動かないのなら別ですが、同じ生徒なのに、ある先生の言うことなら言うことを 聞く生徒がいるということは、やはりそこには、「ツボとコツ」があるということなんです。
それをしっかり理解してもらい、加速する人口ローナス期に、対応しなければなりません。
少しでも良質な労働力が必要なんです。
「ゆとり」なんだかんだと言ってないで、もっと日本をいい国にするようにしたらどうでしょうか?
さぁ、あなたは、他の世代を理解しようとする努力をしていますか?