【仕事×心理】『世代間ギャップの扱い方』

【仕事×心理】『世代間ギャップの扱い方』

From: 的場つよし

つよしです。

今日は、また仕事でお上りさんです。

また上ばかり見つめて、首の筋肉トレーニングをしてきます。

さて、本題。

今日のお話のテーマは、若手の人材育成法。

いわゆる、ゆとり世代対応です。

100名近い社長様がその世代とのコミュニケーションに苦慮されており、その対応をお伝えするというものです。

特に「コミュニケーション」における失敗についても多く問題と感じておられるようです。

しかし、彼らとの「誤解やコミュニケーションロス」などは、相手との認知の歪みが生み出していると思われます。

しかし、本当にその歪みは悪いことなんでしょうか?

以下の言葉は、ある意味「誤解やコミュニケーションロス」を表現した言葉だと思います。

◆大目に見る

◆見て見ぬ振りをする

◆贔屓目に見る

これらの言葉は、人との距離感を自分なりに調節して生きやすい方法を表現していると思います。

ありのままの事実を見るのは、自分にとって辛いので、自分が生きやすいように工夫して、自分の見たいものだけを見る工夫をしているのです。

それを見方がおかしいと責められることが多い世代でもあります。

ただ精一杯生きやすいように生きているだけなんです。

しかし、その世代間ギャップは、明らかにお互いのストレスなんです。

それゆえにお互い、そのギャップ(歪み)の深さや形を知ることが最初の歩み寄るアクションなのです。

若い世代は、その歪みを「ふ〜ん」と静観する能力も持っていますし、その方が楽だと感じる傾向があるので、いわゆる熱い(彼らにとっては暑苦しい?)世代にとっては、何を考えているのか分からないと、いらつかせてしまうこともあるようです。

ただ、その「歪み」は、同じ世代であっても起こり得る歪みなのです。

ある意味コミュニケーションとは、その歪みを知り、認め合うことから始まるのではないでしょうか?

今その歪みが生きやすく機能しているかどうかのような気がします。

まだ機能しているなら使えばいいし、そうでないならモデルチェンジをすればいいだけなんです。

もっと言えば、夫婦なんてそのギャップの大きさは相当なものですよね。

しかし、そのギャップを何とかしようと努力する人は、案外少ないのかもしれませんね。

とにかくコミュニケーションギャップなどの世代間ギャップは、それぞれの世代が、生きやすいように自分の見たいものを見るための知恵の一つだと考えると、案外気楽に対応できるような気がします。

さぁ、あなたの「歪み」はどんなものですか?

-的場つよし
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