From: 的場つよし
つよしです。
「商談の前に、まずは、雑談をしなさい」
よく言われます。
でも、なんのため?
目的は、ひとつです。
「相手に心を開いてもらうため」、です。
心が開いていないのに、あなたの話は何ひとつ入りません。
そのために、アイスブレイクのひとつの方法として「雑談」をするのです。
そして、その雑談をより面白いものにしようと、雑学を覚えたり、昨日のテレビの話をしたり、お笑いネタを仕入れたり、頑張っていらっしゃる方も多いと思います。
もちろん、自然に笑ってもらえば、相手のガードが下がりやすいですが、それこそ、才能が必要です。
誰にでもできることではありません。
私がお伝えしているのは、誰もが再現できる方法です。
私も明日のプレゼン(商談)でつかみの笑いを必ず取らないといけないとしたら、結構緊張してしまうと思います。
でも、実は、そんなことしなくても、人の心理(反応)を知れば簡単にできることがあるのです。
それは、自分が苦労しなくてもできること。
そう!
相手にしゃべってもらえばいいのです。
でも、どうやって?
とても簡単でシンプルな方法。
自身の体験やトップ営業達を観察していると気づきますが、相手が多く楽しそうにしゃべってくれる時は、商談がうまくいくことがほとんどです。
逆に「立板に水」のごとく、こちらから話し続けるほど、うまくいきません。
だから、「営業らしさが邪魔になる時もある」と昨日お伝えしましたね。
淀みなくスラスラ話せる。
営業らしさのイメージのひとつではないですか。
大事な心理知識のひとつを言いますね。
◆人はしゃべることでリラックス効果を大きく感じるのです。
自分がリラックスすることも大切ですが、それ以上にお客様にリラックスしてもらわなければなりません。
となれば、自分がしゃべるのではなく、「相手(お客様)により多く話してもらう」ことが正解なのです。
では、どうすれば、あいての重い口が開くのでしょうか?
これも、誰にもできる方法がありました。
身につけたいのなら、体感するのが一番です。
お客様の気持ちをある方向に整える技術。
現在、企業内でも求められる技術のひとつ、ファシリテーションスキル。
そんな方法があれば、知りたいと思いませんか?
さぁ、あなたは、いつまでも自分主体の苦労をしたい人ですか。もっと相手の力をお借りしてお仕事しませんか?