From: 的場つよし
つよしです。
昨日は、久しぶりにお会いする方と食事ができました。
何よりも、頑張っていらっしゃる人とお会いできると、元気がもらえます。
さて、本題。
特に会社での人間関係で言えば、男性は、縦社会で生きています。
女性は、建前をのぞいて言えば、横社会が基準と言えます。
肝っ玉の小さい男(私:自覚あり)どもは、人間関係において気にすることの一つに年齢があります。
年齢を気にしているように見えて実のところ、「上下関係」に反応していると言ってもいいかもしれません。
年齢が上=「偉い」としておく方が、肝っ玉の小さい男どもは、気楽でいいのです。
これは、飲み会などにも、適用されます。
「先輩」「後輩」プレイ。
先輩は、「こいつ面白い奴でさ、こんな面白い趣味があるんだよ、な!」
後輩は、後輩で、「先ぱ〜い、やめてくださいよ。先輩だって普段◯◯なことしちゃって、みんな驚いてますよ。僕なんかまだまだっすよ〜。」
と見事な連携プレイで先輩は後輩を「少しいじられキャラ」で印象に残し、後輩は、先輩を「結構すごいんだよ」とティーアップするという絶妙なプレイをします。
これが、もし同い年ばかりとなると、力関係が、はっきりせず、役割が決まりにくいので、なんとなく、ギクシャクした雰囲気になってしまいます。
この関係性が分かっていれば、合コンの構成メンバーはどうすればいいかわかりますよね。
初対面の男達ばかりが集まると、おずおずとそのうちの誰かが、誰かに
「ところで・・・◯◯さんは、おいくつですか?」
「あっ、なら、俺1こ上だ!」「てことは俺と同い年だから、彼の2こ下ですね」
と年齢分布を確認しだすのがお決まりのパターンです。
その後、会社での役職などを確認しだします。
最近は、役職名では、どちらが偉いのかがわからないケースも多く、男どもがストレスを増やす原因にもなっています(汗)
女性からすると、「なにそれ〜、小さ〜い」って感じですよね。
男性は、小さいのです。
小さいのに(小さいから)大きく見せたがる生き物なんです。
(ココポイントですよ、これ分かってる女性はモテますよ)
だから、上下関係がつく、肩書きを欲しがるのです。
それに対し、女性は、そんなことをあまり気にしません。
なんとなくの感性が合えば、すぐに打ち解け、おしゃべりに花が咲きます。
女性は、団結しようと無意識にします。
これは、男性社会の中で弱い立場で生き抜く知恵の一つであったと思われます。
そして肩書きも結構自由です。
「バリバリ働くセレブママ」「高額収入の夫を養う専業主婦」
など本当に自由です。
こうなると一つの物差しでは、上下・優劣を図ることはできません。
これも縦社会が機能していない現れでしょう。
ただ、一見和やかでいい感じに見える横社会も、それはそれでの辛さは、もちろんあるのです。
「仲良し」がデフォルトである以上「仲良し」基準からはみ出す行為は「悪」なのです。
ですから、会社でも「気が合わなくても、合わせる」というプレイをしなければなりません。
男性がすぐ口にする「嫌なら、やめればいいのに・・」は通用しない世界なのです。
本来、基本縦社会の会社でさえも、自分を出せず、苦労している女性は、数多くいるのです。
さぁ、男性は、この辺を理解(配慮)して、コミュニケーションをとる必要があるのではないでしょうか?