From: 的場つよし
お仕事をシンプルに表現すると、どうなりますか?
私は、「お役立ち」だと思います。
では、仕事をするために必要なことは?
お役立ちの理由を見つけることが、最初のステップなのではないでしょうか?
「お役立ちの種(理由)」を見つけること。
これが最初の仕事のステップ。
言い方を変えれば、お客様の問題を見つけて、解決するためのアクション・サポートをすることが仕事だと言えます。
では、「問題」とはなんでしょうか?
「お客様の現状」と「お客様が行きたいゴール」までのギャップを言うのだと思います。
その問題を明確にし、その問題の解決策を実行・サポートできてはじめて仕事ができるのです。
ですから「商談」ですることは、お客様の問題を知ることが最初です。
そのために、お客様にお話しいただかなくてはならないのです。
ただ、なんでもお話を聞いていればいいものではなく、
「お客様の問題はあるのかどうか? あるならどんな問題なのか?」
にフォーカスを当てて話を聴きます。
ただ、社員でもない私たちがここが問題だ!と決めつけるのは、いい姿勢とは言えません。
また、お客様の中には自身の問題が何なのかがわからない、そんな時もあります。
そんな時は「一緒にそれを探り当てる」という仕事が必要な時もあります。
そのための手順は、
1.「現状」を把握
2.「ありたい姿(ゴール)」
3.そのギャップが「問題」
4.その問題の背景に横たわるもの「原因」
5.その問題に対する「解決」策・やり方
の順で意識して商談を進めれば
ほぼ迷うことはありません。
ですから、商談のキーワードは、
「現状」「ゴール」「問題」「原因」「解決」
の5つなのです。
さあ、あなたは、商談を意識的に進めていますか?